概要
相談内容 | 定年が間近になり老後のライフプランを一緒に考えてほしいのだが・・。 |
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条件 | 大手製造メーカーに勤めるサラリーマン。 当時58歳、子供3人(2人社会人、大学4年1人)、自宅持家(親の相続)で年収1,100万円+都内収益物件3件所有 |
状況 | 現役時代から年収の高さから不動産投資(主にワンルームマンション)をやっていた。 以前父から相続で受けた土地(当時は駐車場として貸していた)が約150坪ある。(年間約120万円の収入) 出来れば60歳の定年を迎えた後は完全に退職し妻と二人の老後生活を送りたいと考えている。 当時の住宅ローン残は3200万円(何れも都内収益物件)、予想退職金額約4000万円。 |
ご提案内容 | ではこの際将来の相続対策と並行して自身の生活財源を確保出来るように考えてみてはいかがでしょうか? |
内容
先ず現状での土地評価や現地周辺での調査を実施、収益物件(アパート)の建築費用等の算出や金融機関他との調整を行いながら、ご本人が現在加入している各種年金及び自己資金を含むセカンドライフ(老後生活費等)について打ち合わせしながら実施プランを策定しました。その後約1年をかけ、各段階の調整をしながら150坪の土地の内100坪にアパートを融資を活用した形で建て、残りの50坪を若干手直しを入れ(収益改善を図る為に設備投資を実施)そのまま駐車場として残し運用を再開しました。更に退職金の振り分けや現状のローンの組み換え、残債の調整を行いながら実質手取り収入の強化を実施する事になりました。
現状では不動産関連での実質年間手取り額(年間収入-年間支出)は約600万円、各種年金を含め1000万円以上の不労所得を得る事で快適な老後生活を送る事が出来ました。
(作成日:2010年5月11日 | 事例 NO.4)